SSブログ

家族紹介その3 そしてお別れ 〜 エンデ [いぬ話・ねこ話]

新しい順で紹介して、最後に登場のはずの1番の古株、ビーグル犬のエンデ。

380832_142316675870589_100002767726456_139082_1232792660_n.jpg

紹介する前に、去る10月31日午後9時過ぎ、旅立ってしまいました。
死因は「心臓弁膜症(正確には僧帽弁閉鎖不全症)」からなる肺水腫で、酸欠による心不全。

遡ること1年、昨年夏、猛暑のある夜、咳をしながらぶっ倒れてしまいました。それで、初めて心臓病であることを知りました。 その時も肺水腫で酸欠になり、覚悟をしてお別れもしていましたが、地獄の淵から生還したのでした。それからは、薬で病状の進行を抑えて、過ごしていました。1日に数回、咳をする以外は、普通に元気にしていました。

10月31日の午前中、とくに咳が多くしんどそうだったので、病院へ行きました。レントゲンを撮ると、気道が脂肪で?圧迫されて、呼吸困難になっているのと、軽い肺水腫になっていました。離尿剤と炎症止めを注射して帰ろうとしたところ、ロビーでへたばってしまいました。
酸素吸入室で休むことになり、入院。レントゲンを撮ったときは、お医者さんも私も、離尿剤ですぐ治ると、思っていました。
夕方5時過ぎ、迎えにいったら、回復したように見えましたが、ピンク色の泡まじりの液を口から垂らしました。これは、肺水腫の末期症状。
8時過ぎまで様子を見ましたが、改善せず、あとはお医者さんとエンデの回復力にまかせて、帰宅。
しかし、約1時間後、「心臓が止まりました」と、電話が入りました。今度ばかりは、地獄の淵から生還することはできませんでした。

小さいからだは、いったん悪い方向にかじを切ったら、一気です。あまりにもあっけない。
病院から帰って、家の明かりを見たとき、涙があふれました。いつも、どんなに爆睡していても、家に近づくとおもむろに起きて、あくびと身震いをしていたエンデ。もしかして、奇跡的に起き上がるかも、とあり得ないことを思い、もし、起きても脳に障害があるだろうな、と妙に冷静な?考えが浮かびました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11年前の2000年12月に生まれたのを、ブリーダーでもあるペットショップで買いました。
初めて自分たちで飼うペット、初めての家族でした。
12月23日.01.jpg
生まれたときはこんな顔、やぶにらみの性格悪そうな顔。
「生まれたらお願いします」と頼んでいた手前、「こんな、目つきの悪い不細工な顔はいりません」とも言えず、我が家の一員に。
ビーグル犬というよりセントバーナードのようですが、成長するに従い、鼻がのびていきました。
顔の通り性格悪く、しつけ本の方法にことごとく逆らい、言うことの聞かない悪ガキになりました。

377431_142316565870600_100002767726456_139081_524701399_n.jpg

呼んでもすぐ来ない、自分勝手な猫のようなワンコ。それでも、うるさく吠えることもなく、愛想を振りまく近所の人気者。ゴムボールを食って開腹手術をしたことはあっても、病気で医者に行ったことはなく、元気いっぱいな奴でした。

389625_142315909203999_100002767726456_139076_712317171_n.jpg

家の中に、人以外の生き物がいる不思議。
おしっこシートを食いちぎるエンデとそれを阻止すべくトイレの改良をする私の低レベルな知恵比べ。
テントの中、車の中、毛だらけになって一緒に寝たキャンプ。
家の近くでの犬ゾリ遊び。
初めてなのにすぐできた「探せ」。
食べ物に直結する言葉は忘れない賢さ?。
心臓病とは知らず、初泳ぎさせた昨夏。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

覚悟はしていたので、ショックはなく意外と冷静に受け止められていると思っている反面、何かの拍子に、やはりもういないという寂しさがこみ上げてきます。
もしあの時、ああしていれば、、、なんて考えてしまうけれど、いろんな選択肢がある中で、どれをとっても、やっぱり同じことを考えたでしょう。だから、この結果がベストだったと信じて、すべて楽しい思い出にしようと思います。

エンデも、飼い主はどうでもいい派だったからな。来世で新しい友達の匂いを嗅ぎ回っていることでしょう。
楽しい犬生だったと思ってくれてたかな。。。さようならエンデ、楽しかったよ。



広告




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。